導入事例_いわき市医療センター_藤川奈々子先生 | アルケリス株式会社
導入事例
8時間超の開腹、短時間のラパロ等、様々なオペで使っています。
意外と自然に立ったり座ったりしています。
いわき市医療センター 外科
科長 藤川 奈々子 先生
職員数:全体1293名、看護師736名
病床数:700床
Q. アルケリスの使用状況について教えてください
1日3件連続でアルケリスを着けてオペに臨んだ事もありますし、平均して週に5、6件程度装着しています。
これまでに、以下のようなオペで使用しました。
・開腹での胃切除、大腸切除、膵頭十二指腸切除
・腹腔鏡下 胆嚢摘出、結腸切除
・短時間での腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術
等々。開腹では8時間超のオペもあり、アルケリスを最初から最後まで使用しました。
Q. アルケリスを使用した感想はいかがでしょうか?
利用開始当初は特に、足首辺りに力が入っていたような印象がありますが1ヶ月経ち、装着や使用に慣れました。
装着している際は、意外と自然と座っており、立ったり座ったりをあまり意識せずに出来ています。
不安定になる感覚はあまり無く、手術台が前にあると更に安定感が増します。
オペ中における身体的課題が沢山ある中で腰と肩、そして首に疲れを感じます。
今、腰は調子が良いので、アルケリスが腰には良いのかもしれません。
Q. アルケリスはどんな手術におすすめですか?
オペ中にあまり動かない、そして手術台にまっすぐ向いて行う手術が合うと思います。
ラパロの助手は、オペ中にほとんど動いていないので良いと思ったのですが、
手術台に対し斜めを向いているため、真正面の時より少し安定感が薄れるかもしれません。
患者さん側に掴まっていれば、安定感に問題は無いと思います。
然しながらラパロは比較的動きが少ないという点で、アルケリスの利用に向いていると思います。
手術ではありませんが腰痛持ちの方々にも試して欲しいと思いますし、若手医師の予防の観点でも良いと思います。