FOOMA JAPAN 2025で注目を集めたアルケリス「スタビシリーズ」~立ち作業を快適にする次世代のサポートツール~

アルケリスがFOOMA JAPAN 2025に出展
食品工場や包装ラインでは、長時間にわたる立ち仕事が日常的に行われています。このような現場では、作業の大部分が立位で行われ、前かがみや中腰、微細な動作を伴う姿勢が頻繁に求められます。結果として、腰や膝、足首など下半身を中心とした慢性的な疲労や関節への負担が蓄積しやすくなっています。
また、立ちっぱなしの状態が続くと血行不良による足のむくみや冷え、静脈瘤のリスクも高まることが知られています。特に女性作業者の多い職場では、足腰のトラブルが日常的な健康課題として顕在化しており、業務中の集中力の低下や、生産性への影響も避けられません。
さらに、こうした身体的負担が蓄積することで、若手人材の離職、ベテラン作業者の戦力低下、休職や治療コストの増加といった問題に波及します。特に、働き方改革や定年延長が進む中で、企業にとっては「立ち仕事の負担軽減」は安全衛生・人材戦略の両面から重要なテーマとなりつつあります。
このような背景から、現場では「作業姿勢の見直し」や「人間工学に基づいた支援機器の導入」への関心が高まり、腰痛対策用ベルト、作業台の高さ調整、マットの敷設など様々な工夫が試みられています。しかし、これらの対策では十分な効果が得られず、より根本的なサポートが求められている現状があります。
スタビの展示内容
展示会の概要
- 会期:2025年6月10日〜13日
- 会場:東京ビッグサイト東展示棟
- 出展規模:出展社数約1,000社、FOOMA内「スタートアップゾーン」30社のうち、アルケリスは初出展。
スタビシリーズの特長と構成
アルケリスの「スタビシリーズ」は、足元または上半身を支えるタイプの“スタンディングレスト”で、以下のバリエーションがあります:
- スタビハーフ:膝下支えタイプ
- スタビフル:腰部・上半身も支えるタイプ
- スタビレフト/ライト:定点作業向け、左右支えタイプ
展示内容と体験型アプローチ
- 着用体験による使用感の訴求
- 使用前後の動作負担を比較できるデモ展示
- 導入事例や定量的効果のプレゼン
- 現場ごとの課題に応じた専門スタッフによる個別相談コーナー
スタビが注目を集めた理由
1. 課題直結のソリューション性が評価
製造業や食品加工現場では、立ち仕事による腰痛や膝の痛みに悩む作業者が多く、長期的には人材の定着や安全衛生にも大きな影響を及ぼしています。アルケリスの「スタビシリーズ」は、こうした課題に直接応える設計であり、「現場でのリアルな困りごと」にフィットするような商品です。
特に、スタビハーフやスタビフルのように、下半身の姿勢をサポートしながらも可動域を制限しない構造は、従来の椅子や立ち作業補助具と一線を画すものであり、現場における実用性の高さが注目です。
2. 体験型展示が導入イメージを明確化
ブース内では、実際にスタビシリーズを装着して立ち作業をシミュレーションできるコーナーが設けられており、来場者は自分の身体でその効果を実感できます。この”体験”を通じて、製品の性能だけでなく「導入した際の職場の変化」をリアルに想像できる点が、企業の導入意欲を高めた要因になるでしょう。
さらに、使用前後での身体負荷に関する解析データも併せて紹介されており、「なぜ楽になるのか」「どのような場面で最適なのか」といった疑問に対して、視覚的・論理的に訴求する工夫も。
3. 多様な現場ニーズへの対応力
スタビシリーズは単一モデルではなく、膝下支えタイプ・腰部支えタイプ・左右支えタイプなど、用途や作業内容に応じて選べる構成になっている点も大きな評価ポイントです。「自社の現場でも特定の工程に合うモデルがありそう」、そんな現場導入のハードルが下がる構造的柔軟性を目指した展示です。
また、現場によっては衛生管理が厳しい環境や、スペースに制限のある工程もある中で、コンパクトかつ軽量なデザインも導入の後押しになると考えられます。
4. スタートアップゾーンでの存在感と話題性
FOOMA JAPANのスタートアップゾーンには多くの新興技術が並ぶ中で、アルケリスのスタビシリーズは「人に直接働きかける支援機器」として際立っていました。AI・ロボティクス系の展示が多い中、作業者の身体負荷そのものに着目したプロダクトという意味で、異なる方向性のソリューションとして高い関心を集めることが期待されます。
その結果、メディア関係者や現場責任者だけでなく、同業他社や異業種の来場者もブースを訪れ、「自社でも応用できるのでは」とのアイデア共有が活発に行われることも!?
次世代の最注目サポートツール「スタビ」
アルケリス「スタビシリーズ」は、食品業界や製造業における長時間立ち作業の負荷軽減において、人間工学に基づく実践的な支援ツールとして高い注目を集めました。
このような体験型展示を通じて、単なる製品紹介ではなく「導入後の具体的成果」や「職場改善のストーリー」まで描けるコンテンツ作りが、働き方改革や安全衛生対応の一環として現場担当者や経営層の関心を引いたと言えます。
「立ちっぱなし」でお悩みはありませんか?
✔︎ 足裏が痛い
✔︎ 腰痛がつらい
✔︎ ふくらはぎがむくむ
✔︎ ヒザが痛い
✔︎ 姿勢の悪化
✔︎ 全身疲労
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立ち姿勢の負担軽減
「スタンディングレスト」
という新発想!

立ち作業の負担軽減デバイス
アルケリスは立ち姿勢の負荷軽減デバイスを販売中です。職場環境に合わせて、疲労軽減ジェルマット、スタビ ハーフ、スタビフルから選ぶことができます。立ち仕事の身体疲労を軽減し、働く人に選ばれる職場づくりをサポートします。
製品写真(スタビハーフ)






身体負荷を軽減する
立ち姿勢では体重負荷が100%足裏に集中して、足や腰に負担がかかります。スタビハーフは体重を分散して支えるため、足裏への負荷を最大33%軽減することができます。

負荷軽減の検証データ
実証実験において、スタビハーフによる体重分散効果が示されました。
立ち姿勢とスタビハーフ使用時における体にかかる荷重を、圧力分布センサを用いて計測したところ、スタビハーフの使用により足裏の荷重が最大30%程度軽減することが明らかになりました。
スネ部のロールクッションが体重の一部を優しく支えることで、足裏の荷重が軽減していることがデータから示されました。
