労働安全衛生分野の世界最大級見本市『A+A』、2025年7月に大阪で日本初開催

労働安全衛生分野で世界最大級の見本市として知られる『A+A』の日本版が、2025年7月16日から19日までの4日間、インテックス大阪で『はたらく現場の環境展(JIOSH+W)』として初開催されます。
『A+A』とは
『A+A』は、1954年にドイツ・デュッセルドルフで始まった労働安全衛生に特化した国際見本市です。近年では、58か国から約2,200社が出展し、140以上の国と地域から62,000人を超える来場者を迎えるなど、業界最大級の規模を誇ります。これまでにシンガポール、イスタンブール、上海、バンコクなどで開催されており、今回、大阪が5番目の開催地となります。
『はたらく現場の環境展(JIOSH+W)』の概要
『はたらく現場の環境展』は、労働安全衛生の従来の概念を超え、「しあわせになれる仕事場所」や「はたらいていることに誇りを持てる環境」を目指す展示会です。具体的には、以下のような製品・技術・サービスが出展対象となります。
- 個人用防護具(PPE):安全靴、手袋、ヘルメット、保護めがね、防護服などのスマート化された装備
- 作業着:機能性とファッション性を兼ね備えたデザイン
- ウェアラブル機器:健康状態を測定するデバイス
- アシストスーツ:作業の軽減をサポートする装置
これらを通じて、あらゆる人々が健康で自分らしく働ける環境の実現を目指します。
大阪・関西万博との連携
2025年には、大阪で「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマとした日本国際博覧会(大阪・関西万博)が開催されます。『はたらく現場の環境展』は、この万博の会期中に開催されるため、国内外から多くの専門家や企業の参加が期待されています。また、同時期・同会場で開催される『未来モノづくり国際EXPO』との相乗効果により、労働安全衛生分野の最新情報や技術が一堂に会する場となるでしょう。
なぜ今「労働安全衛生」なのか?
日本では少子高齢化や労働人口の減少が進み、現場では経験豊富なベテラン作業者に頼らざるを得ない状況が続いています。こうした背景から、身体的負荷の軽減、安全性の確保が企業にとっての急務となっています。
また、働き方改革が推進される中で、労働災害の防止や職場の安全衛生の見直しが注目されるようになりました。企業のリスクマネジメントの一環として、積極的な安全投資を行う動きが広がっています。
これらは作業者の負担軽減だけでなく、事故防止や生産性向上にも貢献すると期待されています。
まとめ
『はたらく現場の環境展(JIOSH+W)』は、労働安全衛生分野における最新の製品や技術、サービスが集結する日本初の大規模見本市です。2025年7月の開催に向けて、関係者や企業はこの機会を活用し、働く環境の向上やウェルビーイングの実現に向けた取り組みを強化していくことが期待されます。

🏢 労働安全衛生展2025とは?
労働安全衛生展2025は、労働災害の防止、作業現場の安全性向上、健康管理の徹底を実現するための最新製品・技術・サービスが一堂に集結する専門展示会です。職場のリスクアセスメント対策、熱中症・感染症予防、転倒防止、作業姿勢の改善など、あらゆる業種の現場に必要な安全・健康ソリューションを網羅。製造業・建設業・運輸業をはじめとした多様な分野の現場担当者が来場し、出展企業と活発な情報交換・商談が行われています。
🎯 出展対象
- 転倒防止・墜落防止・防災用品
- 保護具(ヘルメット・安全靴・作業服・手袋など)
- 熱中症・感染症対策用品
- 作業姿勢改善機器、アシストスーツ
- 健康管理支援システム(ストレスチェック、バイタルセンサ等)
- 安全教育・VR訓練・安全標識 など
👀 来場対象
- 製造・建設・物流など現場の安全衛生・労務管理の責任者
- 安全・健康経営を推進する人事・総務部門
- 工場・作業現場の安全対策製品の導入を検討する経営層
- 産業医、衛生管理者、労働組合関係者 など
📍 開催概要
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | 労働安全衛生展2025 |
会期 | 2025年7月23日(水)〜25日(金) |
時間 | 10:00〜17:00 |
会場 | 東京ビッグサイト 東展示棟 |
主催 | 一般社団法人日本能率協会 |
来場予定者数 | 約45,000人(予定) |
入場方法 | 公式Webサイトからの事前登録制(無料) |
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