電子部品の精密組立作業の腰痛・肩こり対策に!立ち姿勢をサポートする職場改善事例

業界・工程の特徴
電子機器や医療機器、精密機械の製造現場では、数ミリ単位の部品を正確に組み付ける「精密組立作業」が日常的に行われています。これらの作業は高い品質と信頼性が求められるため、作業者には高精度な動作と集中力、そして繰り返しに耐える体力が求められます。多くの現場では立位姿勢での作業が基本となっており、作業台や治具に向かって前傾しながらピンセットやトルクドライバー、電動ツールなどを用いて作業を進めるスタイルが一般的です。
環境はクリーンで整っているものの、長時間にわたり静的な姿勢で立ち続けることが多く、身体には想像以上の負担が蓄積していきます。特に腰部や肩、首、腕といった部位に負荷が集中しやすく、慢性的な疲労や不調を抱える作業者が少なくありません。また、立ち作業に加えて、細かい視認と正確な手の動きが必要なため、眼精疲労や神経疲労も生じやすく、作業効率と品質の維持が課題となっています。
現場でよくある困りごと
精密組立の現場では、以下のような身体的・心理的な困りごとが日常的に発生しています:
- 腰をかがめた前傾姿勢が長時間続くことで腰痛が慢性化
- ピンセット作業やトルク管理による肩・腕の筋肉疲労
- 下を向いたままの姿勢での作業により首まわりが固まり、頭痛や眼精疲労を引き起こす
- 長時間の集中による精神的疲労、集中力の低下と作業ミスの増加
作業中に痛みや不快感を覚えていても、納期や作業効率のプレッシャーから休憩を取らずに続けることが常態化しており、身体へのダメージが蓄積しているケースも少なくありません。特に生産のピーク時や多品種少量生産への対応が求められる現場では、頻繁な段取り変更や治具の付け替えにより、作業の柔軟性が必要とされる一方で、無理な姿勢での作業が常態化してしまうリスクも高まります。

現場の声・管理者のよくある悩み
現場管理者やラインリーダーからは、次のような具体的な悩みが聞かれます:
- 「腰が痛い」「肩が上がらない」といった訴えが日常的にあり、作業の継続が難しくなる従業員が増えている
- 慣れた作業者が慢性的な疲労から離職し、教育が追いつかない
- ミスやクレームが特定の時間帯や作業者に偏って発生しており、原因の特定が難しい
- 休憩や交代のタイミングを作業のリズムに組み込むのが難しく、健康配慮との両立が困難
管理側は、人員配置や教育、作業環境整備のすべてを限られたリソースの中でバランスよく行う必要があります。そのため、身体的負担の見える化や作業改善の優先順位づけに悩むケースも多く、現場の声を拾いきれないまま対策が後手に回ることもあります。
改善のきっかけ(導入前の気づき)
改善の第一歩となるのは、目に見える変化が現れたときです。たとえば、欠勤が続出し始めた、作業スピードが明らかに低下した、ミスが多発する時間帯が固定化してきた、といった「兆候」が現場で見え始めたとき、はじめて「このままではいけない」と意識が高まることが多いです。
このような状況のなかで、以下のような改善の方向性が考えられます:
- 立位作業と座位作業の中間姿勢を実現するアシスト機器の導入
- 作業エリアの高さ調整(作業台、工具位置、モニター設置位置など)の最適化
- 姿勢変化を促す定期的なタイマー・軽い運動の導入
- 作業工程ごとの負荷分析に基づく「休憩推奨ポイント」の可視化
- 人間工学的サポートツール(アームサポート、腰サポートベルトなど)の積極活用
改善を進める際は、作業者の意見を積極的に取り入れることも重要です。「やらされる」改善ではなく、「一緒に良くする」改善が定着につながります。
まとめ・今後への示唆
精密組立の現場では、少しの作業ミスが製品の不良につながるだけでなく、作業者自身の健康を長期的に脅かす可能性もあります。身体的負担を見過ごさず、現場の声を反映した職場改善を進めていくことが、今後の製造業全体に求められる取り組みです。
人間工学に基づくアプローチを導入することで、作業効率と作業者の快適性を両立させることができます。たとえば、立ち姿勢を補助する機器の活用や、作業中の「ちょっとした姿勢の変化」を可能にするレイアウトの工夫など、現場の特性に応じた柔軟な対応がカギとなります。
また、こうした取り組みは、単に生産性や品質を守るためだけでなく、採用・定着支援、ブランディング、人材育成といった企業経営上の課題にも好影響を与える可能性があります。長く働きやすい職場であることは、製造現場にとって最大の強みのひとつです。
今後は、身体的・心理的な疲労の蓄積を防ぐとともに、職場全体が健康的かつ持続可能であるための仕組みづくりが求められていくでしょう。

🏢 第23回 シーフードショー大阪 とは?
「シーフードショー大阪」 は、西日本最大級の魚介・水産物の専門展示商談会です。国内外の水産物(鮮魚・加工品)、調味料、冷凍・鮮度保持技術、包装・物流設備、加工機器・関連装置などが一堂に集まり、バイヤー・卸・小売・外食・物流など業界関係者が最新の製品・技術・サービスを比較・商談できます。また販路開拓や市場動向の把握、業界ネットワーキングの場としても重要です。
🎯 出展対象
- 魚介類(天然・養殖/鮮魚・切身など)
- 水産加工品・シーフード惣菜
- 調味料・食品添加物(醤油・塩・魚醤等)
- 水産加工機器・関連装置(スライサー、洗浄機 等)
- 冷凍・冷蔵機器、鮮度管理技術
- 包装・物流機器・サービス(包装資材、輸送技術 等)
- HACCP対応機器、衛生管理設備
- 付随する厨房機器・調理器具 等 ※幅広いカテゴリの「食材・加工・流通」関連製品・技術が対象です。
👀 来場対象
- 小売・卸・問屋・食品商社
- 外食・中食・宿泊施設の仕入担当
- 食品製造・加工企業
- 物流・定温流通関連企業
- 漁業・養殖・水産業関係者
- 行政・自治体、水産・研究機関 等 ※水産・食品バリューチェーン全般のプロが対象です。
📍 開催概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | 第23回 シーフードショー大阪 |
| 会期 | 2026年2月25日(水)〜 26日(木) |
| 時間 | 10:00〜17:00 |
| 会場 | ATCホール(大阪・アジア太平洋トレードセンター) |
| 主催 | 一般社団法人 大日本水産会 |
| 来場予定者数 | 約11,000人(主催者目標) |
| 入場方法 | 公式Webサイトからの事前登録制(無料) |
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